webブラウザでSSHシェル接続もDockerも管理できるLinuxサーバー管理ツールをインストール

Webブラウザからサーバーの負荷を監視したり、ユーザーの追加、削除したり、SSH接続をしてシェルを開いたり、Dockerコンテナ操作もGUIで出来るLinuxツール。
それが cockpitです。

しかもマルチサーバー対応!
これ1つで複数のサーバーを監視、操作できてしまいます。

Cockpit Project

cockpitで出来ること

・ハードウェア情報の表示
・パフォーマンスモニタ
・システムログの閲覧・検索
・ユーザーアカウントの管理
・コンテナのダウンロードと実行
・仮想マシンの作成と管理
・systemdのサービス管理
・ネットワーク設定
・ストレージ管理
・ファイアウォール設定
・ソフトウェアのアップグレード
・WebブラウザでSSHシェルコンソール
・マルチサーバー対応

画面イメージ

ログイン画面

システム概要

パフォーマンス(リソース)モニタ

アカウント管理画面

SSHキーなどはここで管理できます。

Docker管理画面

シェルコンソール

webブラウザの中でシェルが使えます。

cockpitインストール

Dockerの管理を行わないのであれば基本的に次の1行でインストール完了します。

sudo apt install cockpit -y

Docker Cockpitプラグインのインストール

本来であれば以下のコマンドでインストールできるはずですが、
E: Unable to locate package cockpit-docker
と表示されてインストールできません。

$sudo apt install -y cockpit-docker
Reading package lists... Done
Building dependency tree
Reading state information... Done
cockpit is already the newest version (215-1).
0 upgraded, 0 newly installed, 0 to remove and 0 not upgraded.
root@e5vm01:/home/ubuntu# sudo apt install -y cockpit-docker
Reading package lists... Done
Building dependency tree
Reading state information... Done
E: Unable to locate package cockpit-docker

Ubuntu packagesから直接Debianパッケージをダウンロードしてインストールします。

wget https://launchpad.net/ubuntu/+source/cockpit/215-1~ubuntu19.10.1/+build/18889196/+files/cockpit-docker_215-1~ubuntu19.10.1_all.deb<br>sudo apt install ./cockpit-docker_215-1~ubuntu19.10.1_all.deb -y

cockpitを自動起動させる

sudo systemctl enable --now cockpit.socket

cockpitへ接続

http://cockpit
をインストールしたサーバーのIPアドレス:9090/

にアクセスするとcockpitのログイン画面が表示されます。

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