Markdownファイル(.md)をChromeで見やすく表示する方法

はじめに

GitHubなどのプロジェクトをクローンしたり、ダウンロードしたりすると必ず目にする「README.md」。このMarkdownファイルは、プロジェクトの説明や使い方が記載された重要なドキュメントです。

しかし、これらの.mdファイルをデフォルトのテキストエディタで開くと、書式が反映されず非常に読みづらい状態になってしまいます。

テキストエディタでの表示例

Visual Studio CodeなどのIDEでは美しく表示できますが、起動に時間がかかり、ちょっとした確認には少々オーバースペックです。

VSCodeでの表示例1
VSCodeでの表示例2

今回は、普段使用しているChromeブラウザで.mdファイルを美しく表示する方法をご紹介します。

セットアップ手順

1. Chrome拡張機能のインストール

まずは、「Markdown Viewer」という拡張機能をインストールします。

Chrome ウェブストアのMarkdown Viewer

2. 拡張機能の設定

デフォルトではローカルファイルの表示が制限されているため、以下の手順で設定を変更する必要があります:

  1. Chromeの右上にある拡張機能アイコン(パズルのピース)をクリック
  2. 「Markdown Viewer」の詳細設定を開く
  3. 「ファイルのURLへのアクセスを許可」を選択
  4. トグルスイッチをオンにする

3. Windowsでの関連付け設定

最後に、.mdファイルをChromeで開くように設定します:

  1. エクスプローラーで任意の.mdファイルを右クリック
  2. 「プログラムから開く」→「別のプログラムを選択」を選択
  3. Chromeを既定のプログラムとして設定
ファイル関連付けの設定

設定完了後の表示例

設定が完了すると、Markdownファイルが見やすく整形されて表示されます:

整形された表示例1

画像や表組みなども正しく表示され、快適に閲覧できます:

整形された表示例2

まとめ

この設定により、以下のメリットが得られます:

  • 普段使用しているブラウザでMarkdownファイルを快適に閲覧可能
  • Visual Studio Codeなどの重いエディタを起動する必要がない
  • 画像や表組みなども正しく表示される
  • ローカルのMarkdownファイルを手軽に確認できる

開発やドキュメント作成時の効率が大きく向上するので、ぜひ設定してみてください。

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